解体業者選定の実体験
2017年に20年間住み慣れた我が家を解体。その経験を皆様と共有します。 解体作業は、基本的には今建っている建物や駐車場や庭木や塀などを全て壊してしまって更地にします。 更地にする際に悪質業者は 廃棄物を土の中に埋め込んでしまう場合があり、優良な会社を選ぶ必要があります。 解体作業は、家を壊すだけではなくて； ㈰ 近隣へのご挨拶：解体はかなりの騒音と粉塵などを発生させるので、このご挨拶は欠かせない ㈪ 足場の設置： ＊ネットを張って上の階から壊していきます ＊かなりの部分を人手を使って丁寧に壊していきます ＊家屋・廃材の分別をして 決まった手順で処理していきます ＊作業者のトイレの設置も必要 ＊解体を進めながら手作業での分別が必要 そうしないと廃棄物処理報告書（マニフェスト）が出せないことになり、依頼主自身も不法行為に加担したことになります。 ㈫ アスベスト処理 肺線維症、肺癌の他、まれな腫瘍である悪性中皮腫の原因となり、解体にあたっては法律に従っての処理が必要となります 我が家は1995年に建てたもので、実際の解体の結果としてアスベストが使われていることがわかりました。アスベスト使用の建材の処理は、追加で手間がかかるため追加費用が発生します。 ㈬ 工事期間 30坪木造２階建ての我が家は 解体に約２週間の期間がかかりました ㈭ あんしん解体業社認定協会 今回の解体業社選定にあたっては 4社に見積りを依頼 ＊ A社 ハウスメーカーの紹介 ハウスメーカーの紹介と言う理由からでしょうか、金額は高め 各種サービスや説明などがほとんど無い会社でした ＊ B社 ネット検索「T県で最安値」と謳っている？！ 解体作業だけをとれば安いのですが、当然必要な付帯工事を入れると他社とと同じ金額 詳細も入った最終見積もりの確認が必要であることを再確認しました ＊3社目と4社目は「あんしん認定協会」推薦の会社 C社は下見時に非常に詳しい説明あり 見積書と一緒に21ページにも及ぶアスベストに関する図表付きの説明書を提供 飛び抜けて安いわけではないが、4社の中では最安値 契約後のコミュニケーションもベストの対応 D社は寡黙な社長でこちらの要望を聞いてもらえるか不安 結論として適正な紹介機関を使ってベストの解体業者C社を選ぶことが出来ました
